モルタル水分計
モルタル水分計とはモルタル水分計は、モルタルの水分を計測する計測器です。モルタル・コンクリート、プラスタ・石膏などの水分を計測。上塗り塗装、タイル張り、クロス張り、各種防水、表面施工などの品質管理、工事後のクレーム防止に使用されます。モルタルは水分を含ませて柔らかくしてから使用し、そこから乾燥させ硬質化させることで施工が完了する仕組みです。しかし、乾燥の際に水分がモルタル全体で均一でないと、乾燥を終えたモルタルの強度は想定より弱くなってしまいます。これは水分が濃く残った部分から気泡が生じてモルタルに隙間ができたり、表面が先に乾燥したせいで内部の水分が逃げ場を失って内部にとどまってしまったりすることが原因です。こういった状況を避けるため、現場ではモルタル水分計が使用されます。水分計自体は木材などにも使用されていますが、モルタルやコンクリートは専用の水分計で厳密に水分量を計測する必要のある素材です。モルタル水分計の使い方はとてもシンプルで、ダイヤルなどによって測定したい物質に合わせたセッティングを行ったあと、測定する場所に押し当てるだけです。この際モルタルの一部をサンプルとして採取する必要はなく、ただ押し当てるだけで測定ができます。 モルタル水分計は木材水分計などに比べると、より専門的な分野で使用されることもあってやや価格が高くなりますが、製品によって価格は異なります。また、モルタル水分計はレンタルサービスも多く実施されており、一時的に必要なだけであればレンタルで済ませることも可能です。工事現場など専門的な場面で使われることから、一般に流通してないように思えるかもしれませんが、入手方法も使用法も難しいものではありません。 |
モルタル水分計中古計測機器一覧
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番 | メーカー名 | 販売価格 | -->お問合せ |
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3z4455 | 水分計 M70-D | 佐藤商事 | お問合せ下さい | |
me0509 | モルタル木材水分計 MT8A MT8A | ケツト科学研究所 kett | お問合せ下さい | |
me0508 | モルタル水分計 PM-101 PM-101 | サンコウ電子研究所 | お問合せ下さい |
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番/メーカー名 | お問合せ 販売価格 |
---|---|---|
3z4455 | 水分計M70-D | |
佐藤商事 | ||
me0509 | モルタル木材水分計 MT8AMT8A | |
ケツト科学研究所 kett | ||
me0508 | モルタル水分計 PM-101PM-101 | |
サンコウ電子研究所 |
水分計には電気抵抗式と高周波式の2種類があるのですが、モルタル水分計は高周波式に分類されます。電気抵抗式の水分計は主に薪の水分を計測するために用いられており、専門家でなくても手を出しやすい価格とシンプルな使い方から、アマチュアの趣味人の間で流通している形です。一方高周波式は電気抵抗式に比べると価格が高く、また使い方についてもダイヤル合わせなどの手間があるため専門家やより本格的な趣味人の間で使われています。 高周波式水分計とは、水分量を測定する素材の誘電率と、現在の含水量の関係を測定することで、乾量基準含水量を算出するものです。乾量基準含水量を用いている水分計はその素材が完全に乾燥している状況を基準として、現在の含水率を%単位で表示します。そのため、完全に乾燥している状態に比べて3倍の水分が含まれている場合は300%というように、100を超えた数値も算出される仕組みとなっています。一方で薪などの水分量測定に用いられる湿量基準含水率の水分計は、水そのものを100%として、その物質がどれほど水を含んでいて水に近い状態かを表示する仕組みになります。そのため、こちらは必ず100以下の数値が表示されるのです。 100%を超える高周波式と100%以内の電気抵抗式を取り違えてしまうと数字を正しく読み取ることができません。モルタル水分計は乾量基準含水量を計測する高周波式であることをしっかり理解し、大きな数値が出ても冷静に分析できるように心がけましょう。 モルタル水分計を購入するなら新品にすべきか中古品にすべきか水分計を購入して所持するべきか、必要なときだけレンタルするかべきは人によって異なります。しかし、木材水分計のように素人でも比較的簡単にに手を出せるような品物であればともかく、モルタル水分計を使用するのはほとんどが業者か専門的な領域にある人です。そういった人は使用頻度も自然と高くなりますし、同じものを使い込んでなじませていくのが向いています。その点を踏まえると、用途に合致していて、かつ自分の使い方に合いそうな商品を購入するほうが良いでしょう。ただ、購入する前に、同じメーカーやシリーズの商品をレンタルして使ってみるのは良い方法です。レンタルで使い勝手や機能を確認しておけば、合わない商品を買ってしまうリスクを下げられます。新品と中古品のどちらを買うべきかは悩ましいところです。モルタル水分計はそう安くはありませんので、新品と中古品との間には大きな価格差があります。中古品はしばしば商品の状態が心配されますが、その点は問題ありません。もともと乱暴に扱える品物ではないため、買い取りに出されるものの状態も比較的良好なことが多い傾向にあります。あまりにも状態の悪いものは店側で買い取りを拒否されるか、リサイクルに出され店頭には並びません。そこに店側でのメンテナンスが加わることを思えば、中古品の品質を心配する必要はないと言えるでしょう。 中古品は最新機種よりは古い商品になりますが、必要な機能は揃っていることがほとんどです。新品と中古品で価格の差がかなり大きいのに対し、品質や機能にそこまで差がないのであれば、より安く済ませられる中古品を購入がおすすめです。中古品を専門として販売している業者も存在しますので、信頼できる業者から購入しましょう。 |