超音波測定器
基本的な超音波測定器の使い方についてまずはマスターしよう超音波測定器を使うと、対象物の厚さなどを測定できます。機器を使いこなすためには、正しい使い方をマスターする必要があります。厚さを測定する方法にはいくつかの種類があります。その中でも基本的な測定方法についてマスターしておくと良いです。最も基本的な方式は、1回測定法と呼ばれるものです。1回測定法に基づく超音波測定器の使い方は、測定箇所にトランスデューサーと呼ばれる探触子を当てます。すると、厚さの測定値が表示されますので、確認します。手順もそれほど多くなくシンプルですから、すぐに基本的な使い方は覚えられます。 しかし1回測定法の場合、正確な数値が出てこない恐れがあります。特に注意しなければならないのは減肉の把握についてです。減肉とは配管の厚みが当初と比較して減少していくことを指します。腐食や機械的に起こる磨耗作用を指すエロージョン、機械腐食などが考えられます。内部の変化のため見た目には気づきにくいことが多く、しかも均一的に減少するわけではないので、1回測定法では減肉の正確な感知が難しいとされています。 2回測定法の場合、このような問題点を解決できる可能性が高いです。トランスデューサーを1回当てて、対象物の厚さを測定します。そのうえでもう一度同じ所を測定します。このときトランスデューサーを90度回転させて図るのがポイントです。2回測定すると、数値が異なるケースもありますので、その場合厚みの薄い方が測定値に相当します。腐食の進行が想定される、減肉の起きている可能性が高い場所ではこの手法で測定するのが推奨されています。 |
「超音波測定器」の一覧の中で、よく見て頂いている中古計測機は
超音波測定器中古計測機器一覧
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番 | メーカー名 | 販売価格 | -->お問合せ |
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3u0070 | 超音波検査器 1085.203 | KARL DEUTSCH | お問合せ下さい | |
3s0121 | ULTRASONIC METER 1501 | カイジョー Kaijo | お問合せ下さい | |
a02145 | 超音波式コンクリート試験機 PUNDIT | C・N・S・エレクトロニクス | お問合せ下さい | |
3m2951 | 超音波探傷器 USM-25S | GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ | お問合せ下さい | |
me0352 | 超音波測定器 エルソニック ESIP10 ESIP10 | 東横エルメス | お問合せ下さい | |
me0351 | 超音波式コンクリート品質試験機 パンジット パンジット | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0350 | 超音波試験機 ティコ ティコ | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0349 | 超音波測定器 エルソニックII ESI/P-20 ESI/P-20 | 東横エルメス | お問合せ下さい | |
me0348 | 根入れ深さ測定装置 NST-2 NST-2 | ジオファイブ | お問合せ下さい |
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番/メーカー名 | お問合せ 販売価格 |
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3u0070 | 超音波検査器1085.203 | |
KARL DEUTSCH | ||
3s0121 | ULTRASONIC METER1501 | |
カイジョー Kaijo | ||
a02145 | 超音波式コンクリート試験機PUNDIT | |
C・N・S・エレクトロニクス | ||
3m2951 | 超音波探傷器USM-25S | |
GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ | ||
me0352 | 超音波測定器 エルソニック ESIP10ESIP10 | |
東横エルメス | ||
me0351 | 超音波式コンクリート品質試験機 パンジットパンジット | |
富士物産 FBK | ||
me0350 | 超音波試験機 ティコティコ | |
富士物産 FBK | ||
me0349 | 超音波測定器 エルソニックII ESI/P-20ESI/P-20 | |
東横エルメス | ||
me0348 | 根入れ深さ測定装置 NST-2NST-2 | |
ジオファイブ |
多種多様な測定方法のある超音波測定器超音波測定器の測定方法は、いろいろな種類があります。例えば多点測定法という手法です。文字通り、いろいろなポイントを測定することで数値を出していくというアプローチです。多点測定法に基づく超音波測定器の使い方は、測定したい部分をまずは決めます。そしてそのポイントを中心として、直径30mmの円の内側で多くのポイントを何度も測定します。この円の中であれば、トランスデューサーのポイントがかぶっても問題はありません。いくつかポイントを測定して、最も厚みの薄かった数値を測定値とするのが一般的です。精密測定法は、腐食の進行に見当がつく場所の厚みを計測するときに適用される手法です。この場合、超音波測定器を対象物に当てる前に格子状の測定点を設定します。10mm間隔で格子状の点々をつけていき、その点の部分の厚みを測定していきます。このように厚みをチェックしていけば、どの部分にどの程度腐食が進んでいるのか、その範囲を特定することも可能です。 その他、連続測定法というタイプもあります。これは連続して厚さを確認する方法で、厚みの変化についてチェックする際に有効です。このときの超音波測定器の使い方は、2種類のスタイルがあります。基本的な測定法である1回測定法を5mm間隔で行います。もう一つの方法は、スキャンする手法です。連続的に測定を繰り返すことで、厚みの変化を見ていきます。 機器の使い方については、動画で解説しているサイトもあります。動画であれば、ビジュアルでその手順などを確認できます。初めて使用するので不安に感じているのなら、このような動画マニュアルを確認してみるといいです。それを見ながら同時並行で作業すると、正しい使い方をマスターできます。一時停止などを使えば、手順を再確認しながら作業を進められるのでおすすめです。 管材の使い方には注意が必要超音波測定器は管材の厚さを測定するときにも使用されます。しかしこの場合、機器の使い方に注意しましょう。トランスデューサーの接触方向がポイントになります。基準になるのは外径が25mm以上かどうかです。もしこれ以上の外径のある管材を測定する場合には、配管やパイプの軸方向に対して垂直に接触させます。一方、外径がそれ以下の管材の場合、2回測定法を用いましょう。まずは垂直に接触させて測定します。そして今度は配管やパイプの軸に対して平行に測定していきます。そして2つの厚みの数値の中でも薄かった値を測定値として採用します。25mm以下の管材の場合、平行に触れるところがポイントです。こうすることで、配管との接触面積が大きくなります。垂直の場合、中には測定が難しいケースも出てきます。しかし平行にすれば、測定可能の状態になります。このようにトランスデューサーの接触方向は重要です。もし誤った方向で接触させてしまうと、測定値の変動が激しくなります。その結果、正しい厚さを測定できなくなる恐れがあります。ただし一振動探触子を使った機種であれば、方向は関係ありません。これらのポイントを押さえた上で超音波測定器を使いこなせるようになれば、パイプなどの厚みの測定も自分たちでできるようになります。 |
超音波測定器の計測機器で利用されている用途
利用された機材 | 用途 |
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超音波測定器 エルソニック ESIP10 | 取外した石材が積上げまで期間があるので、その石材の劣化調査 |