トータルステーション
トータルステーションとはトータルステーションとは、角度と距離を同時に計測ができる計測器であらゆる現場で利用されています。プリズムをレンズで視準して、ボタンを押すだけで角度と距離を簡単に同時計測できます。地形測量や一般土木、建築現場での位置管理、起工測量、杭打ち、通り出し、カネ振りなどに利用されています。 |
トータルステーション中古計測機器一覧
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番 | メーカー名 | 販売価格 | -->お問合せ |
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3t0501 | 自動追尾型トータルステーション TCA2003 | ライカジオシステムズ | お問合せ下さい | |
4b1433 | V-400シリーズ トータルステーション 測量機 V-460C | PENTAX ペンタックス | お問合せ下さい | |
4b1331 | トータルステーション Nivo 5.HC | ニコン Nikon | お問合せ下さい | |
4b0805 | Series トータルステーション シビルステーション CS-237WF/CS-230W | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
4b0740 | ONBOARD STATION トータルステーション OS-105 | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
4b0277 | ノンプリズム搭載 トータルステーション SET330R D21871 | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
3m3830 | トータルステーション NST-C1 | ニコン・トリンブル Nikon | お問合せ下さい | |
3m2483 | トータルステーション NST-10CHG | ニコン・トリンブル Nikon | お問合せ下さい | |
3m2960 | トータルステーション SET550XS | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
3m2746 | トータルステーション CS-20A | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
3m2768 | トータルステーション CS-237F | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
3m2703 | トータルステーション CS-101F | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
3m2645 | トータルステーション SET6ES | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
3m2475 | トータルステーション SET5FS | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
3m2346 | ノンプリズムトータルステーション GPT9005AC(着脱式) | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
3m2061 | トータルステーション CS-237WF | TAJIMA | お問合せ下さい | |
3m2584 | トータルステーション CS-227F | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
3m1849 | トータルステーション CS-235WF | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
3m1739 | トータルステーション CS-102F | トプコン(ソキアトプコン) | お問合せ下さい | |
3f2487 | 光波距離計 V270C | PENTAX ペンタックス | お問合せ下さい | |
re0031 | トータルステーション SET500S SET500S | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
re0040 | トータルステーション SET5AS SET5AS | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
re0039 | トータルステーション THE-2003 | トプコン TOPCON | お問合せ下さい | |
re0038 | トータルステーション SET600S | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
re0037 | トータルステーション R-360C | PENTAX ペンタックス | お問合せ下さい | |
re0036 | トータルステーション SET510S SET510S | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
re0035 | トータルステーション SET5WS | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい | |
re0033 | トータルステーション NST-305C | ニコン・トリンブル Nikon | お問合せ下さい | |
re0032 | トータルステーション SET610S SET610S | ソキア SOKKIA | お問合せ下さい |
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トータルステーションとはそもそもどのようなものか何かしらの数値を知りたい場合、人間の感覚だけでは正確に計測することはできないものです。たとえば、物体の位置を正確に計測する必要がある工事現場などでは、精度の高い特殊な機器が必要となります。そのような現場で用いられているのがトータルステーションであり、角度と距離を同時に計測することが可能です。角度と距離の情報が分かれば工事のスケジュールが立てやすくなり、施工の質が高くなるなどのメリットが期待できます。建設作業の現場では図面が必要になる場合もありますが、図面の作成や必要となる面積を求める際にも役立ちます。工事現場で用いられている機器にはそれぞれ差がありますが、元々はトータルステーションのような一度の計測で二つの情報が分かるものはありませんでした。まず角度を測るためには、セオドライトという機器が必要です。そして距離を測るためには、光波距離計という機器が必要となります。これらを一つずつ用いて計測を行うと効率が悪くなり、正確な情報が分かるまでに時間がかかってしまう場合もありました。 そこでプリズムという光学部品がレンズ部分に備え付けられたトータルステーションなどが登場し、セオドライトと光波距離計の機能が一つにまとめられました。一つずつ使い分ける必要がなくなったことが最大のメリットであり、使い方を熟知したプロの作業員であればスピーディーに計測を行えるようになっています。またトータルステーションには複数の種類が存在するため、工事現場では使い分けて使用できることが特徴です。 トータルステーションの種類と用途まず一般的なトータルステーションですが、ボタンを押すだけで簡単に計測が行えるため、コツさえつかめば素人でも扱えます。ただし二人で作業を行うことが基本であり、ターゲットを定めて正確に計測しなければならないことがポイントです。新しく登場したタイプでは座標測量や杭位置出しなどを、メモリー機能で処理することが可能となっています。用途は幅広く、一般的な工事現場だけではなくカネ振りや杭打ちなどの作業に用いられる場合もあります。次にノンプリズムのトータルステーションですが、反射プリズムなどのターゲットが不要なものを指します。計測したい物体にレーザーを照射し、反射してきたレーザーの情報から距離が計測できる仕組みです。人の近づくことができない現場でよく用いられており、具体的な用途としては岩壁や法面、構造物の変位計測などが挙げられます。また危険性の高い落下事故を防ぐために、安全監視を目的として導入される場合もあります。 基準点測量から工事測量まで幅広い用途を実現させるために、電子野帳のプログラムが採用された電子野帳搭載のトータルステーションという種類もあります。主な用途はST計算や交点計測、面積計算などです。データをUSBメモリに保存し、専用のソフトへ転送することも可能です。 最後に自動追尾のトータルステーションには、自動的に測点方向へ旋回し作業効率を良くするという機能が搭載されています。今まで二人で行っていた作業でも使い方を理解していれば一人でこなせるようになるため、ワンマン計測のために用いることができるようになっています。 トータルステーションの使い方をマスターしよう工事現場の作業効率を考えればトータルステーションが欠かせないものですが、使い方を理解しておかなければ意味がありません。複数の種類が存在しますが、基本的な使い方はどれも同じです。まずトータルステーションを設置する場所を決めて、アルミ三脚の据え付け作業を行います。正確な計測を行うためには、三脚の頭面を地面に対して水平にすることがポイントです。水平にしておかないと角度がおかしくなり距離感がずれてしまう可能性があるため、細かくチェックをすることが求められます。水平に据え付けることができたら、その上に本体を設置します。 次に棒状気泡管と整準ネジを平行にして、整準ネジの調整を行います。左右の整準ネジを上手く調整し、気泡が棒状気泡管の中央に位置するようにしましょう。気泡の位置に納得できたら、本体を90度回転させます。最初に回した方ではないもう一つの整準ネジを使い、棒状気泡管が中央になるように動かします。ここまで上手く調整できたら、望遠鏡の視準調整を行います。望遠鏡をのぞきながら視度環を回し、十字線がはっきり分かるまで調整を続けます。 そして計測したい物体に視準を合わせ、視準望遠鏡という望遠鏡で黒地に三角形が抜いてあるマークをチェックします。三角形上の頂点を物体に合わせるように調整を行い、概算視準が完了したらロックで固定します。ロックをしたら観測対象をさらに正確に視準するために、水平微動と望遠鏡微動それぞれのつまみを調整します。 後は正確にボタンを押すだけで、計測が行われます。複雑な計算が自動的に処理されるため、使い方をマスターしていればメモ帳やボールペンなどを用意してその場で難しい計算をする必要はありません。 |