コンクリートハンマー
コンクリートハンマーの特徴コンクリートハンマーとはシュミットハンマーとも呼ばれており、コンクリートの圧縮強度を計測するために使う機械です。これを用いた強度測定をシュミットハンマー法と呼び、内蔵されているハンマーが、バネの力でコンクリートに衝撃を与え、返ってきた衝撃によってコンクリートの強度を測定する「反発硬度法」の一つです。強度推定式に代入し、圧縮強度を推定する方法なのですが、強度の高いコンクリートは、その内部は密度が高く、コンクリートの強度と高度に相関関係が見られ、この相関関係から、コンクリートの硬度を測定し、その強度を測定する手法が「反発硬度法」です。 コンクリートハンマーは反発硬度法の代表的な測定器と言われています。また、構造物に対し損傷を与えずに検査可能な「非破壊検査」という手法で、コンクリートハンマーは、コンクリート以外にも岩石の強度計測にも使われています。 |
「コンクリートハンマー」の一覧の中で、よく見て頂いている中古計測機は
コンクリートハンマー中古計測機器一覧
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番 | メーカー名 | 販売価格 | -->お問合せ |
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me0196 | コンクリートテストハンマー P P | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0197 | シュミットコンクリートハンマー LR LR | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0198 | シュミットハンマー PM PM | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0199 | コンクリート試験機 ディジシュミット 2 ディジシュミット 2 | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0195 | コンクリートテストハンマー PT PT | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0194 | シュミットコンクリートハンマー NR NR | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0193 | シュミットコンクリートハンマー N N | 富士物産 FBK | お問合せ下さい | |
me0192 | コンクリートテスター CTS-02 Ver2 CTS-02 Ver2 | 日東建設 | お問合せ下さい | |
me0191 | コンクリートテスター CTS-02 Ver4 CTS-02 Ver4 | 日東建設 | お問合せ下さい |
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コード | 機材名称 型番/メーカー名 | お問合せ 販売価格 |
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me0196 | コンクリートテストハンマー PP | |
富士物産 FBK | ||
me0197 | シュミットコンクリートハンマー LRLR | |
富士物産 FBK | ||
me0198 | シュミットハンマー PMPM | |
富士物産 FBK | ||
me0199 | コンクリート試験機 ディジシュミット 2ディジシュミット 2 | |
富士物産 FBK | ||
me0195 | コンクリートテストハンマー PTPT | |
富士物産 FBK | ||
me0194 | シュミットコンクリートハンマー NRNR | |
富士物産 FBK | ||
me0193 | シュミットコンクリートハンマー NN | |
富士物産 FBK | ||
me0192 | コンクリートテスター CTS-02 Ver2CTS-02 Ver2 | |
日東建設 | ||
me0191 | コンクリートテスター CTS-02 Ver4CTS-02 Ver4 | |
日東建設 |
コンクリートハンマーのメリットデメリットメリット・コンクリートハンマーは軽量なので、簡便に測定可能です。 ・非破壊検査手法のため、構造物を傷付けることなく、測定することが可能です。 ・容易に多数の測定ができるので、強度分布の測定ができます。 デメリット ・コンクリートの厚みが薄いと正確な測定ができない可能性がある。 ・そのほかの想定方法に比べると精度はやや低いことが言えます。 ・コンクリートが濡れていたり表面の粗さなどで測定結果に影響が出ます。 コンクリートハンマーのシュミットハンマー法は、構造物を傷つけずに簡便に行えるなどのメリットがありますが、デメリットである精度がやや劣る手法という事から、調査実施前の予備調査などに多く利用されています。また、精度が落ちる要因の他にコンクリートの配合や材料、養生や方向などを補正することにより、精度を向上させることが可能です。 コンクリートハンマーの使い方はじめに、コンクリートハンマーの精度をテストアンピルとい検定器を使用し確認します。コンクリートハンマーは長期間使用しなかった場合や多数打撃した後などは、バネの硬さや内部摩擦などが劣化している可能性があり、正しい測定結果が出なくなっている場合があります。そのため、測定を行う前にテストアンピルを使用し、コンクリートハンマーが正しく調整されているかを確認しましょう。一般的なコンクリートハンマーは、作動部の摩擦がおおきくなるなどの理由から測定結果が変化するため、打撃回数が2000~3000回を目途に整備や検定器で調査を行うことを行ってください。 コンクリートハンマーの整備や検定などは、定まった指針はないので、詳細はコンクリートハンマーのメーカーや製造業者にお問合せすることをおすすめします。 次に、測定場所を決めます。 壁や柱を測定する場合は、下から130~150㎝程度の高さで両サイドより3㎝以上内側の乾いている場所で、コンクリートの厚みが10㎝以上ある場所を選びます。 これらの条件は、測定時の態勢が良く、コンクリートの平均的な密度が得られている場所と言われており、コンクリートの厚みが10㎝以下の場合だと、打撃エネルギーが弱くなることから、反発値(R値)が低くなる為です。 濡れているコンクリートや湿っているコンクリートは、同じコンクリートを乾燥状態で測定した場合と比較すると、程度については必ずしも十分には明らかになってはいませんが、測定される反発値が小さくなることがわかっています。そのため、測定を行う場合には乾燥したコンクリートで測定することが重要になってきますので、雨や雨上がりなどでコンクリートが湿っている場合は、測定を避けましょう。 そして、測定面は平らな場所を選び、付着物の除去を行います。 コンクリートの表面が平らではない場所での測定は避けましょう。さらに、表面に塗装がある場所は避け、汚れがある場合はそれを除去しましょう。 砥石・カーボランダムシトーンが付属されている場合は、測定面を平滑にしてください。 上記の準備が整ったら、測定に入ります。 測定場所を決定後は測定個所シートなどを使用し、測定点を20点マーキングします。マーキングを目安にコンクリートハンマーでゆっくりと打撃面に対し直角に打撃します。反発値を測定する際には、内部のばねの力で、一定の衝撃が加わるようにゆっくりと操作しなければならないので、勢いを付けずゆっくりと測定しましょう。 勢いをつけてしまうと反発値が実際よりも高く測定されることがあるので要注意です。 また、正しく測定するために、測定面に対して直角になるように打撃が必須となります。特に上下方向の角度は、測定者からはわかりにくいため、注意が必要です。測定の際には操作を確実に行うため、コンクリートハンマーを両手で必ず持って測定しましょう。 |
コンクリートハンマーの計測機器で利用されている用途
利用された機材 | 用途 |
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コンクリートテスター CTS-02 Ver4 | 橋梁劣化の診断に使用した |
シュミットコンクリートハンマー NR | モノレル橋台の3年経過後の強度測定 |
シュミットコンクリートハンマー NR | 公営住宅の長寿命化対策検討での調査 |
シュミットコンクリートハンマー NR | 工場環境騒音測定調査 |
シュミットコンクリートハンマー NR | 電気室の床コンクリート強度測定 制御盤の後施工アンカーの耐震強度計算の為 |
シュミットコンクリートハンマー NR | 基礎岩盤の強度特性把握 |
シュミットコンクリートハンマー NR | 建築物の構造体コンクリートの強度測定 |
ディジシュミット ND形 | 擁壁顎受け部材の強度確認 |