ウラン鉱石(校正用・2.3μsv/h)でのカウントは正常
機能(カタログより)
このサーベイメータは、検出器に端窓形ハロゲンGM管を使用したβ(γ)、γ線用のサーベイメータで、放射性物質を取り扱う研究所、工場、大学病院などのRI使用施設に常備しなければならない測定器の一つです。汚染のチェック、管理区域の設定および1cm線量当量率のチェックなど、多くの用途に最も使用されているサーベイメータです。
■特長
1、多用途な使用方法
β(γ)線の表面汚染チェックや、1㎝線量当量率の測定など多目的な使用ができるように指示計の目盛はS-1(計数率)とμSv/h(1cm線量当量率)の二重目盛になっています。
2、優れた操作性
GM管プローブが小形で、本体も計量コンパクト化されており持ち運びに便利で、更に測定レンジと連動して時定数も自動的に切り替えられますから、操作箇所が少なく、操作性が優れています。
3、β(γ)、γ線を区別して測定
GM管プローブ先端のアルミキャップの着脱だけで、β(γ)線とγ線とを区別して測定できます。
4、大形メータ
指示値が読み取りやすい大形メータを使用しています。また、メータ上で電池電圧、及び検出器印可電圧が分かるチェック機能付ですので機器の使用前点検が容易にできます。
5、低消費電力化
電池は市販の単2乾電池4個を使用し、その電池寿命は200時間と従来のサーベイメータに比べ2倍になっています。
6、スピーカ内蔵
モニタ用スピーカを内蔵していますので、係数の増減を音で感知できます。
7、扱いやすい本体
・GMプローブを本体に取り付けできるので持ち運びに便利。
・検出器が取り扱いやすく、断線しづらいカールコードを採用。
仕様(カタログより)
〇測定線種:β(γ)、γ線
〇検出器
・端窓形ハロゲンGM管GM-H-2008
・窓径:φ20mm、窓厚:3mg/cm2
・β線しゃへい:厚さ4mm A1(1g/cm2以上)アルミキャップによる
・バックグラウンド:約1S-1以下(当社工場にて)
〇β(γ)、γ線の区別:アルミキャップの着脱による。
〇計数方式:直線計数率計方式
〇測定範囲:1から1,000s-1、0.3から300μSv/h
〇測定レンジF.S3段切替
・計数率:0から10、0から100、0から1,000s-1
・1cm線量当量率:0から3、0から30、0から300μSv/h137Cs:γ線で校正
(上記2つはF.S3段切替)
・二重目盛り(上段:計数率、下段:1cm線量当量率)
〇指示誤差:最大目盛に対する許容量±6%以下、又は基準線量当量率に対する許容差±20%以下のいずれか
〇時定数
・計数率(1cm線量当量率のレンジに連動)
・10s-1(3μSv/h)時:約10秒、100s-1時:約3秒、1,000s-1(300μSv/h)時:約0.3秒
〇操作スイッチ:OFF-BATT-HV-USE-(スピーカーマーク)
〇バッテリーチェック:メータ上のグリーンベルト内指示
〇検出器印加電圧チェック:メータ上のグリーンベルト内指示
〇メータリセット:リセットボタン
〇モニタ音:電子ブザー内蔵、1音/カウント
〇GM管プローブの装着:取手に装着可能
〇使用温湿度範囲:5から+35℃、90%RH(結露なし)
〇電源:単2乾電池(SUM-2×4個)、電池寿命:連続200時間以上
※詳しくは、お問合せください。
Aloka/アロカ
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