機能(カタログより)
・地上デジタル放送用信号アナライザ
・電界強度、ビットエラー率、遅延プロファイル等の測定とリアルタイム復調
ISDB-TアナライザVP-8480Aは、地上ディジタルテレビジョン放送(ISDB-T)規格に準拠した受信評価装置です。ディジタル放送波の評価に必要な、電界強度/ビットエラー/遅延プロファイルなどの測定に加え、帯域内平坦性/コンスタレーション/TMCC情報のモニタ表示が可能です。また、リアルタイム復調機能を持ち、外部にMPEGデコーダとTVモニタを接続することで映像・音声の確認ができます。ビットエラー測定では、疑似ランダム信号(PN23)を使用した測定と、実際の番組放送データを使用したビットエラーの測定が行えます。
従来は、測定項目ごとで計測器が異なり、複数の計測器を組み合わせて測定を行ってきましたが、必要な機能を1台に集約することで、フィールドにおける測定の効率化と、低価格化/省スペース化を実現しました。
【特徴】
●地上ディジタルテレビジョン放送の受信評価に必要な測定機能を1台に集約。
●高性能ダウンコンバータの採用で、受信波を正しく評価。
●帯域内平坦性/コンスタレーション/TMCC情報のモニタ可能。
●疑似ランダム信号/番組放送データを用いたBER測定が可能。
●リアルタイム復調(TSP出力)で、映像・音声のモニタ可能。
●電界強度/BER/遅延プロファイルの同時測定可能。
●外部インタフェースとして、Ethernet(10base-T)RS-232-C/PCMCIAを準備。
●大型液晶カラーディスプレイの採用で、屋外でも見やすい画面を提供。
仕様(カタログより)
●受信チャンネル
・UHF帯13cHから62cH 部分受信対応
●電界強度測定
・入力端子:75ΩBNC
・測定範囲:0dBmから-90dBM 精度±1.0dB 分解能0.1dB
・復調範囲 0dBmから-70dBm
・表示単位:dBm、dBμV、dBμV/m
●ビットエラーレート測定(階層ごとに測定)
・疑似ランダム(PN23)信号:ビタビ訂正前/ビタビ訂正後/リードソロモン訂正後
・番組放送データ:ビタビ訂正前/ビタビ訂正後
●遅延プロファイル測定
・相対レベル比誤差:±1dB 分解能8ビット
・相対可能範囲:有効シンボル長の1/3 分解能125n sec
●帯域内平坦性表示
・受信チャネルの帯域内平坦性を表示(約5.6MHz幅)
●コンスタレーション表示
・全キャリアの一括表示
●TMCCモニタ表示
ISDB-T放送波のTMCC情報を、階層別にモニタ表示
●多重化トランスポートストリーム出力(D-SUB25P/LVDSレベル)
リアルタイム復調による多重化トランスポートストリーム出力
●連続測定/定時測定/同時測定
・定時測定は、指定した開始時間より任意の時間間隔で測定を行う。
・測定項目は、電界強度/遅延プロファイル/ビットエラー測定
・上記測定項目に対し、同時測定を行うことが可能。
●その他
・電源電圧 AC100V±10%
・消費電力:250VA以下
・大きさ:W426mm×H150mm×D450mm
・質量:約18kg
●付属品:取扱説明書、電源コード
※詳しくは、お問合せください。
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